アジア・パシフィック・チェロ・コングレス2025

プログラム

チェロ協奏曲の夕べ

『協奏曲の夕べ』では、韓国を代表するチェリスト、ヤン・ソンウォン氏がドヴォルジャークのチェロ協奏曲を、日本チェロ協会の理事長でもある堤剛氏が自身が初演を行った矢代秋雄のチェロ協奏曲を、東京フィルハーモニー(指揮・大友直人)と共に演奏します。
2024年に生誕100周年を迎えた故ヤーノシュ・シュタルケル氏に師事した日韓を代表するチェリストたちの円熟した演奏にご期待ください。

日時2025年2月15日㊏ 開場16:50/開演17:30/終演(予定)19:30

会場サントリーホール 大ホール

出演

堤 剛
ヤン・ソンウォン《韓国》、他

プログラム

矢代秋雄:チェロ協奏曲《堤 剛》
A.ドヴォルジャーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 (B.191)《ヤン・ソンウォン》

券種

前売:一般 S席 ¥7,500 A席 ¥5,500 B席 ¥3,500/会員 S席 ¥6,000 A席 ¥4,000 B席 ¥3,500/学生 ¥3,000
当日:S席 ¥8,000 A席 ¥6,000
5公演セット券[前売りのみ/15日、16日はS席対象] 会員¥ 16,000(日本チェロ協会会員限定)

チケット取り扱い

[チケットぴあ] https://t.pia.jp
[サントリーホールチケットセンター] tel:0570-55-0017
(10 時~ 18 時 休館日・年末年始除く)

出演

鍋島徳恭

堤 剛

名実ともに日本を代表するチェリスト。桐朋学園子供のための音楽教室、桐朋学園高校音楽科を通じ齋藤秀雄に師事。1961年インディアナ大学に留学し、ヤーノシュ・シュタルケルに師事。1963年ミュンヘン国際コンクールで第2位、ブダペストでのカザルス国際コンクールで第1位入賞。2009年秋の紫綬褒章を受章。また同年、天皇陛下御在位二十年記念式典にて御前演奏を行った。2013年文化功労者に選出。2020年秋にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団日本公演においてソリストを務め、大反響を呼んだ。桐朋学園大学特命教授、韓国国立芸術大学客員教授。公益財団法人サントリー芸術財団代表理事、サントリーホール館長、一般財団法人日本チェロ協会理事長。日本芸術院会員。


ヤン・ソンウォン

パリ国立高等音楽院を卒業し、米国のインディアナ大学でヤーノシュ・シュタルケルの助手を務めた。
ソリストおよび室内楽奏者としての活動は世界各地の主要コンサートホールに及び、クリストフ・エッシェンバッハ、チョン・ミョンフン、ペーター・エトヴェシュなどの著名指揮者との共演も多い。
バンフ弦楽四重奏国際コンクール、カサド・ジャパン国際チェロコンクールなどの審査員を歴任。
フランス政府より芸術文化勲章を受賞し、現在、延世大学音楽学部教授、英国王立音楽院客員教授、ボーヌ・ベートーヴェン音楽祭、ピョンチャン音楽祭の芸術監督を務める。


Rowland Kirishima

大友 直人

指揮

桐朋学園在学中に22才でNHK交響楽団を指揮してデビュー以来、日本の音楽界をリードし続けている日本を代表する指揮者のひとり。
国内外における精力的な指揮活動に加え、毎年夏に横浜で開催される国際音楽セミナーMMCJを2001年に指揮者のアラン・ギルバートとスタートさせ、共に創立音楽監督を務めるなど教育活動にも余念がない。
小澤征爾、森正、秋山和慶、尾高忠明、岡部守弘らに学ぶ。NHK交響楽団指揮研究員時代にはW・サヴァリッシュ、G・ヴァント、F・ライトナー、H・ブロムシュテット、H・シュタインらに学ぶ。
大阪芸術大学教授。
京都市立芸術大学、洗足学園大学各客員教授。
現在東京交響楽団名誉客演指揮者、京都市交響楽団桂冠指揮者、琉球交響楽団音楽監督、高崎芸術劇場芸術監督。


東京フィルハーモニー交響楽団

管弦楽

1911年創立。
日本で最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラ。
約160名のメンバーをもち、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。
名誉音楽監督にチョン・ミョンフン、首席指揮者にアンドレア・バッティストーニ、桂冠指揮者に尾高忠明、大野和士、ダン・エッティンガー、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフ、アソシエイト・コンダクターにチョン・ミンを擁する。
2024年6月定期演奏会をもって「第1000回定期演奏会」を迎えた。